#

News

お知らせ

#2023.11.28

日商1級第165回の講評です。

日商簿記1級(第165回)に出場された方へ、Youtubeのコミュニティよりインタビューを行いました。

商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算の各大問ごとに難易度を5段階(難しい・やや難しい・普通・やや簡単・簡単)で評価していただきました。

選手の皆様、ありがとうございました。

インタビュー結果をここにお伝えいたします。

●商業簿記:難しい67%・やや難しい0%・普通33%・やや簡単0%・簡単0%

●会計学 問題1:難しい0%・やや難しい0%・普通100%・やや簡単0%・簡単0%

●会計学 問題2:難しい50%・やや難しい50%・普通0%・やや簡単0%・簡単0%

●工業簿記:難しい33%・やや難しい0%・普通33%・やや簡単33%・簡単0%

●原価計算:難しい50%・やや難しい33%・普通17%・やや簡単0%・簡単0%

 

ジョイフルスクール会計部のテキストに未記載の論点は、会計学 問題2の小問3「会計上の見積りの開示に関する会計基準」の理論問題だけです。これは過去に一切出題されたことがない論点でしたのでテキストには載せていませんでした。この問題についての出来不出来は一切合否に影響されないだろうと結論付けております。

 

以下、ジョイフルスクール会計部の講評です。

● 商業簿記:個別財務諸表の作成問題です。やや難しい論点がやや多い量で問われていることから、総合して第165回は難しかったと判断しております。

●会計学 問題1:上記のとおり、小問3は合否に影響しないと考えております。一方、のこりは平易な問題でした。

●会計学 問題2:全経上級では出題されない論点をちりばめた連結会計(主に資本連結)でした。子会社に包括利益がある場合の一部売却が論点となっており、配点箇所によっては、ほとんどすべての点数が取れないという方も続出するかもしれません。ほとんどすべてを正解した方と正解数が極めて少ない方に極端に分かれるのではないかと推察しております。

●工業簿記:特段のひねりもない平易な問題と判断しております。

●原価計算:まるでNPV法とIRR法の再投資の仮定について、数値例を使って説明したジョイフルスクール会計部テキストのようでした。扱っている論点は高度とはいえ、往年の論点であり、誰もが知っている論点のはずです。問題の文量は多いのですが、それでも平易な問題と判断しております。

Youtube https://www.youtube.com/playlist?list=PLyTQ8KAUB6AB9A0OSjyyX9iaejThENEq- にてすべての問題を下書用紙付きで解説しております。第167回や全経第213回に出場予定の部員様は、本試験前にチェックしていただきたく思います。

ジョイフルスクール会計部 ToProクラス

Loading...