日商簿記検定1級の受験、お疲れ様でした。

1年超の準備の成果はいかがだったでしょうか。

さっそく簡単に講評します。

●商業簿記

分量多いが、難易度は普通。選り好みすることなく、順番に解いていき、より多くの箇所を得点したいものです。

●会計学

分量多く、難易度は高く細かい論点も含んでいます。

第1問は、すべて学んだこととはいえ、語群から選択するものではなく、白紙に書く形式であるため5問中1問から2問正解すればよいとしたいところです。

第2問は、小問1問（問4）について、テキストに定義など解説しているものの分数式を載せていない論点でした（潜在株式調整後EPS）。ただし、これは公認会計士受験生と開示実務を行っている担当経理部員のみが解答できたことでしょう。没問です。

第3問は完答が望まれます。

●工業簿記　分量多く、癖はあるが、難易度は普通。原価計算を短時間で解いて、工業簿記に時間をかけることがよかったと考えられます。

●原価計算　分量少なく、難易度は平易。

8月の合格発表を待ちたいと思います。

自己採点等で合格の可能性のある「To Proクラス」の皆様は、どうぞご連絡ください。

ジョイフルスクール会計部